平成19年度事業スケジュールを決定
平成19年度第2回常任理事会開催
 平成19年度第2回常任理事会が、7月18日正午から札幌市中央区の札幌グランドホテルで全道から常任理事20人が出席して開催され、平成19年度事業スケジュール、集団扱自動車保険の内容などを決定した。

 常任理事会は、岡部理事長のあいさつの後、定教報告が行われ、理事長を議長に議事に入った。
 最初に、経過報告が行われ、[1]事業実施報告として本年度のこれまでの活動状況について北印工組の事業、日印産連・全印工連の事業、中央会等の関係団体の事業について大別して報告が行われた。
 [2]財政状況報告として6月末の第1四半期の決算状況が報告された。
 次に、議事に移り(1)平成19年度事業スケジュールについては、組織の拡大、広報活動の強化、明日に向かって「魅力ある業界づくり運動」の展開、「印刷の月」行事の取り組み、共済事業への参加促進、組織状況の検討、財政状況の検討、第28回北海道情報・印刷文化典十勝大会の開催準備の各事業のスケジュールについて説明が行われ了承された。
 本年度、組織の拡大では組合への加入促進、青年部活動の活性化、関連業界との連携強化、広報活動の強化では「北海道の印刷」の発行、ホームページの充実、明日に向かって「魅力ある業界づくり運動」の展開では2008計画の推進、需要開拓のためのワンランクアップ展示会の開催、経営者懇談会の開催、経営者研修会の開催、マーケティング研修会の開催、官公需取引の研究、印刷営業マン人材育成セミナーの開催、オフセット印刷技能検定の実施、労働環境整備の啓発、「70歳まで働ける企業」創出事業の実施、環境保全適応の啓発、小企業向け経営改善ソフト「ひぐまシリーズ」の普及啓発、「印刷の月」行事の取り組みでは第8回北のペーパーデザインコンテストの開催、'07北海道情報・印刷産業展の開催、共済事業への参加促進では生命共済事業、経営者退職共済事業、災害補償共済事業、設備共済事業、医療共済事業、集団扱火災保険事業、集団扱自動車保険事業、組織状況の検討では組織検討特別委員会の開催、財政状況の検討では三役会、常任理事会、理事会での検討、第28回北海道情報・印刷文化典十勝大会の開催準備を行うこととし、それぞれの事業の展開は詳細を各支部と打ち合わせをしながら実施していく。
 (2)「70歳まで働ける企業」創出事業については、本年度、北海道労働局の委託を受け実施し、企業それぞれの業務の見直しや、技能伝承の仕組み、高年齢労働者への健康の自己管理、年金制度や健康保険制度などをとりまぜた生活設計のアドバイス、賃金制度の改正、助成金の仕組みなどをマニュアル化し個別相談やセミナーを通して企業および労働者の理解を高め、高年齢者に適した働きやすい職場環境づくりを目指す。
 実施事業は、アンケート調査の実施、個別相談・セミナーの開催、資料の配付、「北海道の印刷」による啓蒙等を行う。
 (3)用紙価格改定については、昨年の2度の価格改定につづき本年7月から3度目の価格改定が行われていることから、値上がり分を製品価格に転嫁して行くことを各社が行える一助に、全印工連が公正取引委員会と協議して作成した「印刷物ご発注に関するお願い」の文書を関係資料とともに全組合員へ送付することとした。
 (4)R100再生紙の生産中止ついては、日本製紙が本年9月でR100再生紙の生産を取り止めるためR100再生紙の需給が逼迫することが懸念されることから、官公庁に対して「印刷発注時の再生紙指定については事前に印刷会社と相談ください」という内容の文書を作成し、各支部において実施することとした。
 (5)脱退組合員の承認については、株式会社石井印刷(北見支部)、功文社印刷(十勝支部)の2社の脱退を承認した。この時点での組合員数は303社となった。
 (6)IT実践塾については、中小企業経営者向けのITセミナーをして5支部で開催することとし、詳細については実施団体と打合わせをし進めていくこととした。
 (7)集団扱自動車保険は、本年度から北印工組独自の第二の共済として取り組むもので、現在加入している自動車保険より保険料が5%割引になる制度で、引受保険会社のあいおい損害保険株式会社の担当者から制度の詳細について説明が行われ、了承された。
 7月23日に全組合員に案内状を送付し、募集活動を開始することが決定された。
 以上をもって平成19年度第2回常任理事会を終了した。

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