第8回北海道青年印刷人フォーラム
開催される
 第8回北海道青年印刷人フォーラムが、1月24日午後3時から札幌市中央区のかでる2・7で、札幌凸版印刷株式会社代表取締役社長の花井秀勝氏を講師に招き、「IT時代の中小印刷産業の対応と今後」〜e―Japanが変える印刷需要〜をテーマに、稚内・旭川・十勝・小樽・札幌の各支部から70余名の青年印刷人が参加し開催されました。

 第8回を迎えた今年度の北海道青年印刷人フォーラムは、札幌凸版印刷株式会社代表取締役社長で全印工連2005計画特別委員会副委員長を勤められている花井秀勝氏に「IT時代の中小印刷業の対応と今後」〜e―Japanが変える印刷需要〜をテーマに講演をいただきました。
 昨年11月1日〜2日に東京で全国青年印刷人協議会第16回全国協議会が開催され、札幌から私を含め4名が参加してきました。
 今年度の全青協のテーマである「印刷産業を取り巻く環境の変化を理解し、それに対応できる会社・人間を創る」に則り、全国の青年印刷人の方々と一緒に勉強し、ディスカッションをし、情報交換をしてきました。
 その全青協の中での講演会の講師を勤められていたのが花井社長さんで、「IT時代の中小印刷業の対応と今後」〜e―Japanが変える印刷需要〜をテーマに話をされました。
 参加した私たちはその内容がとても勉強になったので、是非北海道の皆さんにも聞いてほしいと思い講師をお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
 講演は、政府のIT戦略本部が掲げる「e―Japan戦略」の事例を基に、環境の変化によって印刷産業はどう変わるか、生き残るために何をすべきかについて話をされました。法改正や人口変動によって消費市場が刻々と変化していく社会で印刷需要がどう変わり、我々がどう対応していけばよいかを、デジタルアーカイブ事業や各種ICカード事業などを例にあげながら、今後到来するユビキタス社会についてまで話をいたただきました。
 今後克服しなければならない課題が山積している状況を、また、対応へのヒントを教えていただき、参加された方々が非常に興味深く聞き入っていた姿が印象的でした。
 北印工組青年部委員会では、今後もこのような勉強会や情報交換の場を提供していきたいと考えていますので、組織拡大という意味で青年部のメンバーを広く募集しております。
 どうぞ奮ってご参加ください。
(北海道印刷工業組合青年部委員長 村本 剛)