平成14年新年交礼会が盛大に開催
北海道印刷関連業協議会
 北海道印刷関連業協議会の平成14年新年交礼会が、1月10日午後5時から札幌市中央区の札幌グランドホテルで多数の来賓と印刷・関連業者400名が出席して盛大に開催された。

  新年交礼会は、最初に主催者を代表して岸会長が北海道経済産業局、北海道、札幌市など官公庁をはじめ多数の来賓、出席者へのお礼を述べた後、「昨年は21世紀のスタートの年であったものの、米国の同時多発テロ、BSE問題などの不安と混乱、そして経済的に計り知れない損失など安定感を欠いた1年であった」と昨年を回顧してから、「本年8月には、北印工組が3年毎に開催する北海道印刷業者大会が釧根支部の主管で釧路市で開催される。是非多くの方々に参加いただき、新しい時代に即応できる企業基盤づくり、個々の企業の得意分野を結集できる共創ネットワーク作りを語り合い、業界発展に力を貸していただきたい」と呼びかけ、「21世紀はまさに自主自立の年と位置づけており、経済改革が広範囲で進むだろうから企業や個人生活を営む人たちにも少なからず影響が出るであろう。企業を預る者として発展に尽していかなくてはならない。今こそ新しい技術を積極的に導入し、生活向上のためのサービスに取り組む年とすべきである」と新年のあいさつを述べた。
 つづいて、多数の来賓を代表して高橋北海道経済産業局長、堀北海道知事、桂札幌市長の3氏から祝辞が述べられた。
 その中で、高橋はるみ北海道経済産業局長から、「印刷関連業は、デジタル化、IT化、環境対応などで受注型産業から企画提案型のパートナー産業への役割が求められている。各社の強みを生かして、製品、市場、事業の分野でそれぞれ特化し、企業間の連携を図ることが重要となる。IT活用で独自の経営戦略を確立し、新しい情報価値創造産業になってほしい」と激励を兼ねた祝辞が贈られた。
 次に、磯野全印工連専務理事(中村会長代理)の乾杯の発声で開宴した後、来賓として出席された酒井北海道議会議長から祝辞が述べられ、祝電披露が行われた。
 新年交礼会は、参会者が新年のあいさつを交わし、歓談を重ねる中、最後に下国北海道印刷関連業協議会副会長の三本締めで幕を閉じた。