'01北海道情報・印刷産業展が盛大に開催
58社218小間が出展、来場者7,100人
 北海道印刷工業組合と関連5団体で構成する北海道情報・印刷産業展実行委員会が主催する’01北海道情報・印刷産業展が9月7日から9日までの3日間、札幌市白石区のアクセスサッポロで58社218小間の出展で盛大に開催され、設備導入、技術情報交換の場としてユーザーをはじめ関係者から高い評価を得て、会期中7,100人の来場者で賑わった。
 '01北海道情報・印刷産業展は、北海道印刷工業組合、北海道グラフィックコミュニケーションズ工業組合、北海道製本工業組合、北海道フォーム印刷工業会、日本グラフィックサービス工業会北海道支部、北海道紙器段ボール箱工業組合の6団体で構成する北海道情報・印刷産業展実行委員会の主催、機器資材メーカーやディーラー等37社で構成する北海道印刷機材販売業者懇話会の協力、また北海道経済産業局、北海道、札幌市の後援を得て、9月7日から9日までの3日間開催された。
 北海道情報・印刷産業展は、昨年まで行われていた北海道総合印刷機材展をIT新時代に機敏に対応するために一新したもので、装いも新たに開催された今回は、プリプレス、印刷、製本までの全工程にわたる最新機材が出品された。
プリプレスでは、MacやWinに対応した各種編集支援ソフト、CTPシステムなどがそれぞれ展示された。印刷機関係では、小型から中型の単色、2色、4色機、特に菊4裁4色機が各社から展示され注目が集まり、製本関係では、折機や丁合機など端物を意識したものが多く展示された。
 会期初日の7日午前9時30分から来賓、出展社などを集めて、開会式が行われた。
 はじめに主催者を代表して岸実行委員会会長が「今回の北海道情報・印刷産業展は、昨年まで行われていた北海道総合印刷機材展をIT新時代に機敏に対応するために一新したもので、装いも新たに開催されるこの展示会に対しますますのご支援をお願いしたい。印刷業界は景気の低迷が続くが、デジタル化の進展により、お客さまのニーズは大きく変化しており、これから印刷業界がどのように変革していかなければならないのかを、常に対応できるよう勉強を続ける必要があり、この展示会をそれを見つけるチャンスの場にしていきたいと考えている。」とあいさつを述べた。
 続いて、来賓の高橋北海道経済産業局長(代読)、堀北海道知事(代読)、また業界を代表して磯野全印工連専務理事、出展社を代表して森澤(株)モリサワ会長がそれぞれあいさつ、テープカットで開会した。
 また、会期2日目の8日には、恒例となっているサッポロビール園での懇親パーティーが、午後6時から開催され、実行団体、出展者から250余人が参加して盛大に開催された。

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