下期事業スケジュールを決定
平成20年度第4回理事会開催
 平成20年度第4回理事会が、11月14日正午から札幌市中央区の札幌パークホテルで全道から理事20人と監事2人が出席して開催され、下期事業スケジュール、業態変革実践プランへの対応などを決定した。

 理事会は、岡部理事長のあいさつの後、定数報告が行われ、理事長を議長に議事に入った。
 最初に報告事項が行われ、(1)事業実施報告として、北印工組の事業、全印工連・日印産連の事業、中央会等の関連団体の事業について、本年度のこれまでの活動状況が報告された。
 (2)財務状況報告として、9月末の中間決算の状況とこれに対する中間監査が11月12日に宗万・川口両監事により実施され、会計処理・内容は適切である旨の監査報告をいただいたことが報告された。
 (3)平成20年度各種被表彰者として、全国中小企業団体中央会組合功労者表彰1名、全日本印刷工業組合連合会組合功労者顕彰4名、同優良従業員表彰5人、第28回北海道情報・印刷文化典十勝大会永年勤続優良従業員表彰33人がそれぞれ表彰を受けたことが報告された。
 次に、議事に移り、(1)平成20年度下期事業スケジュールについては、組織の拡大、広報活動の強化、明日に向かって「魅力ある業界づくり運動」の展開、共済事業への参加促進、組織状況の検討、財政状況の検討についての事業スケジュールが説明され承認された。
 (2)業態変革実践プランへの対応については、2004年に始まった業態変革推進プランを実践に移し、収益拡大へ結びつけていくため、今年10月に鹿児島県で開催された2008全日本印刷文化典で「業態変革実践プラン」がキックオフした。実践プランの推進に向けて3種類の解説書が発行されたのを受け、「業態変革・ワンストップサービス実践ガイドブック」と「収益拡大-コストダウン実践プラン」の2冊を購入し配付することを決定した。残りの「業態変革推進プランVer2」については以前に配付をした7keysと5Doorsの合本であるため改訂項目の一覧表を作成配付することとした。
 また、1月9日に札幌で「業態変革実践プラン説明会」を開催することとした。
 (3)組合員の状況については、第3回理事会(平成20年7月4日開催)以降の脱退組合員として坂野印刷株式会社(旭川支部)、株式会社永井(札幌支部)、株式会社そうご印刷(同)、馬淵印刷出版社(十勝支部)、北海道製版株式会社エムズ事業部(函館支部)、ツルオ印刷(同)双葉印刷(同)の7社が報告された。11月1日現在の組合員数は274社となった。
 加入促進の強化を図ることとした。
 (4)原材料価格高騰対応については、6月に大手製紙メーカーによる印刷用紙の一斉値上げについて独禁法の「不当な取引制限」に抵触する疑いがあるとして公正取引委員会に対して調査要請を行ったが、10月22日付で同委員会から現段階では独占禁止法上の問題とすることは困難であり措置は取らなかったとする旨の回答が届いたことが説明された。
 また、印刷インキと製版材料の価格改訂の状況が説明された。
 さらに、10月31日から始まった「原材料価格高騰対応等緊急保証制度」について説明され、同制度の周知を図ることとした。
 (5)北海道印刷関連業協議会平成21年新年交礼会については、平成21年1月9日(金)に午後5時から札幌グランドホテルにおいて会費8,000円で開催されるので、多数の参加が要請された。
 以上で、平成20年度第4回理事会を終了した。

BACK