JIS印刷校正記号が改正
 印刷校正記号が、第一次規格から40年以上の年月が経過し、内容もコンピュータ組版に対応させた見直しが必要となったため、今年1月にJIS改正が行われ「JIS Z 8208:2007」となった。日本印刷産業連合会では、この改正された印刷校正記号を普及させるため、校正記号と使用例を再編集した「JIS Z 8208:2007改正 印刷校正記号一覧」を作成した。

 印刷校正記号は、「JIS Z 8208:1965」で規定されていたが、活字組版時代に制定された規格であり、DTPの現場ではあまり知られていなかった。40年以上の年月が経過した今日では、印刷校正記号の内容もコンピュータ組版に対応させた見直しが必要となっていた。改正された印刷校正記号は1月22日、「JIS Z 8208:2007 印刷校正記号」として官報に告示され、規格票が発行された。
 JIS Z 8208は、記号を書き込むための引き出し線などについて、次のように規定している。
 校正刷りへの修正および出力見本への組版指定の指示の記入は、赤色を使用する。ただし、補助的な指示を記入する場合、または修正が紛らわしい場合には赤色以外を使用してもよい。
 引き出し線は、原則として修正箇所の近くの余白に引き出す。引き出し線は、長く引き出ささないほうがよい。
 引き出し線は、原則として校正が終わった方向に引き出す。
 引き出し線は、同一行中にある修正箇所の前後にくる対象の文字・記号(校正刷または出力見本に印刷されている文字・記号)に掛けないほうがよい。
 引き出し線は、別の引き出し線と交差させないほうがよい。
 指示の文字・記号およびその他の指示は、対象の文字・記号の上には書かないほうがよい。
 日印産連が発行した「JIS Z 8208:2007改正 印刷校正記号一覧」は、JIS Z 8208:2007(印刷校正記号)に示されている校正記号とその使用例を日本印刷産業連合会が再編集し、コンパクトにまとめたもの。A3を二つ折りにしA4四ページ(2色刷)とし、いつでもそばにおいて確認することができるよう工夫した。
 日印産連では、この「印刷校正記号一覧」を一セット(100部)5,000円(消費税込み、送料別)で販売している。8〜10セットは4万円(同)。申込はセット単位。
 問合先=電話03-3553-6051

BACK