平成18年度事業計画・収支予算を決定
平成18年度通常総代会開催
 平成18年度通常総代会が、5月19日午後2時から札幌市中央区の札幌グランドホテルで全道から総代36人(委任状含む)が開催され、平成17年度事業報告・収支決算を承認し、平成18年度事業計画・収支予算を決定するとともに任期満了による役員の改選が行われ、理事長に岡部康彦氏を再選した。

 総代会の議事に先立ち、昨年の総代会以降に亡くなられた組合員、谷川武夫氏(旭川支部)、開田次郎氏(同)、岡崎和広氏(同)、竹沢光雄氏(小樽支部)、小林敏雄氏(北見支部)、岩舘フジノ氏(札幌支部)、中西章一氏(同)、芝田孝氏(同)、田上敬子氏(同)、板野茂氏(釧根支部)、山田正喜氏(苫小牧支部)、山谷三郎氏(函館支部)、辻安太郎氏(同)、岸山皓次氏(南空知支部)、村井良夫氏(室蘭支部)の15人のご冥福を祈り、黙祷を捧げた。
 つづいて、岡部理事長からあいさつが述べられ、8人の来賓紹介が行われた後、岡出直人北海道経済産業局地域経済部製造産業課長、吉野三郎北海道経済部商工局産業振興課長、中村寿一北海道中小企業団体中央会企画振興部長の3人から祝辞が述べられ、祝電披露、定数報告が行われ、斉木勲総代(斉木印刷株式会社代表取締役社長・旭川支部)を議長に選出して議事に入った。
 議事は、第1号議案平成17年度事業報告について、第2号議案平成17年度決算(案)について、監査報告が一括上程され、議案説明の後、大沢監事・中北監事がともに欠席のため、代って伊藤専務理事から監査結果として、その内容は適切である旨の監査報告書をいただいたことの報告が行われた後、審議の結果、いずれも原案どおり承認された。
 平成17年度の決算額は45,322,314円で4,993,586円の利益剰余金を計上した。
 剰余金処分案として、当期利益剰余金4,993,586円から処分額として利益準備金500,000円、特別積立金500,000円を計上し、残額3,993,586円と前期繰越利益剰余金1,279,061円と合わせた5,272,647円を次期繰越金とした。
 第3号議案平成18年度事業計画(案)について、第4号議案平成18年度収支予算(案)について、第5号議案平成18年度組合員の賦課金額および徴収方法の決定(案)について、第6号議案役員の報酬(案)についてが一括上程され、審議の結果、いずれも原案どおり決定された。
 平成18年度事業計画は、組織の拡大、広報活動の強化、明日に向かって「魅力ある業界づくり運動」の展開、「印刷の月」行事の取り組み、共済事業への加入促進、組織状況の検討、財政状況の検討を柱とした各種事業を実施していくこととした。(平成18年度事業計画は8頁に掲載)
 平成18年度予算額は、本年度は北海道情報・印刷文化典が開催されないため、平成17年度決算額を4,332,314円減額した41,000,000円を計上した。
 第7号議案平成18年度の借入金最高限度額(案)については、運転資金として1,000万円と決定した。
 第8号議案任期満了による役員の改選(案)については、選考委員5人による指名推薦により行われ、新しく理事45人と監事2人を選任した。
 次に、報告事項に移り、(1)次期理事長推薦委員会の開催結果については飯村同委員会座長から次期理事長候補者として岡部康彦現理事長を推薦することを委員会の総意で決定したことが報告された。(2)第27回北海道情報・印刷文化典旭川大会決算については、理事会の承認に基づく収支決算の報告が行われた。(3)新規加入組合員、脱退組合員については、平成17年度中の新規加入組合員1社、脱退組合員11社の報告が行われた。
 ここで総代会を一時休会し、新理事による役員選考のための理事会が開催された。
 総代会を再開し、理事長に岡部康彦氏(北陽ビジネスフォーム(株)・札幌)を選任したのをはじめとした役員の選任結果と顧問および相談役の選任結果の発表が行われ、再任された岡部理事長から就任のあいさつが述べられた。(新役員・顧問・相談役の氏名は6頁〜7頁に掲載)
 以上で総代会の議事を全て終了し、斉木議長が降壇した。
 次に、組合員と執行部の意見交換に移り、経営者懇談会や北海道庁における最低制限価格制度について意見交換が行われた。
 これをもって、平成18年度通常総代会の全日程を終了し、会場を移して懇親会が開催され、なごやかなうちに懇談と情報交換が行われ、親睦を深めた。

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