全国青年印刷人協議会第18回全国協議会・
第2回PRINT4開催される

 2月12日(土)・13日(日)の2日間、大阪帝国ホテルとリバーサイドホテルにおいて「全国青年印刷人協議会第18回全国協議会・第2回PRINT4」が開催されました。
 初日のPRINT4では「なにわの知恵塾」というテーマのもと「大阪からロケットを」で有名な株式会社アオキ代表取締役の青木豊彦氏による講演からスタートしました。
 「大阪らしさ」と「パワー」を体感することができ、講演には感銘を受けました。モノづくりのプライド、地場産業で元気な街にしたいという夢、モノづくりに魅力を感じる若者を集めたい…。業種は何であれ基本は同じであり、どの話も非常に参考になりました。夢を持ち、着飾ることなく本音で淡々と話をされる青木社長だからこそ、目が輝いている立派な社員が育っているのではないのでしょうか。
 その後の分科会では5つのテーマが用意され、地元大阪の有名企業の講演が行われました。どの分科会も好評にて終了しました。
 2日目の全青協は今までと趣向を変え、何度も全国の仲間と協議し数あるテーマを絞り込み、社会貢献というテーマにたどり着き、「バリアフリープロダクツ」の中の「色覚バリアフリー」について講演・協議を行いました。多くの色を使っている我々の産業が、色覚異常の方々に役立つ事が出来る事例や世界中に色で不便を感じている方が意外と多いことなどの講演が行われました。今回、私はコーディネータという大役を仰せつかってしまい、本番では非常に緊張しましたが、皆様のご協力のもと無事成功させることが出来ました。
 「業態変革」と言われている昨今ですが、この取り組みもその中の一つではないかと思っております。今後は全国でどのようなバリアフリーツールが使用されているのかを調査・収集し、再度全国の仲間と議論を進めていく予定です。
 印刷産業以外でこの様な研究をしている組織は今のところないと聞いております。多くの青年部の皆様に参加していただきお土産を沢山持って帰っていただきたいと思っております。必ずや良い結果が出る事を確信して今後も進めて行きたいと思っておりますので、宜しくお願いいたします。
青年部委員長 加藤  景

BACK