平成15年度事業計画・収支予算を決定
平成15年度通常総代会開催
 平成15年度通常総代会が、5月23日午後2時30分から札幌市中央区の札幌グランドホテルで全道から総代41人(委任状含む)が出席して開催され、平成14年度事業報告・収支決算を承認し、平成15年度事業計画・収支予算を決定した。

 総代会の議事に先立ち、昨年の総代会以降に逝去された組合員、竹川孝明氏(北見支部)、鈴木宗太郎氏(札幌支部)、高原廣氏(十勝支部)、久保内康助氏(函館支部)、岸山アキヲ氏(南空知支部)、越田實氏(留萌支部)、柴田三男氏(稚内支部)の7名のご冥福を祈り、黙祷を捧げた。
 つづいて、岸理事長からあいさつが述べられ、9名の来賓紹介が行われた後、来賓を代表して東川敏文北海道経済産業局産業部製造産業課長、大村健夫北海道経済部地域産業課長、藤澤孝北海道中小企業団体中央会企画調査部長の3名から祝辞が述べられ、祝電披露、定数報告が行われ、中山正市氏(三元社印刷株式会社代表取締役社長・札幌支部)を議長に選出して議事に入った。
 議事は、第1号議案平成14年度事業報告について、第2号議案1.平成14年度決算(案)について、2.監査報告が一括上提され、議案説明の後、中北監事から会計処理が適切に行われている旨の監査報告が行われ、審議の結果、いずれも原案どおり承認された。
 平成14年度決算額は、50,230,397円で、99,197円の利益剰余金を計上し、前期繰越利益剰余金890,219円と合わせ989,416円を次期繰越利益剰余金とした。
 第3号議案平成15年度事業計画(案)について、第4号議案平成15年度収支予算(案)について、第5号議案平成15年度組合員の賦課金額及び徴収方法の決定(案)についてが一括上提され、審議の結果いずれも原案どおり承認された。
 平成15年度事業計画は、組織の拡大、広報活動の強化、明日に向かって「魅力ある業界づくり運動」の展開、「印刷の月」行事の取り組み、共済事業への参加促進、財政状況の検討を柱とした各種事業を実施していくこととした。
 平成15年度予算額は、平成14年度決算額を10,230,397円減額した40,000,000円を計上した。
 第6号議案平成15年度借入金の最高限度額(案)については、運転資金として1,000万円と決定された。
 次に、報告事項に移り、1.総代の改選については、各支部から選出された総代44名について報告が行われた。2.第26回北海道印刷業者大会決算については、昨年8月釧路市を中心に開催した第26回北海道印刷業者大会の決算の内容について理事会の承認に基づく報告が行われた。3.新規加入組合員・脱退組合員については、平成14年度中の新規加入組合員6社と脱退組合員12社、平成15年度期首加入組合員2社について報告が行われた。
 以上で総代会の議事を全て終了し、中山議長が講壇した。
 つづいて、組合活動に対し篤志寄付をされた花井秀勝氏(札幌凸版印刷(株)代表取締役社長・札幌支部)と西山恒夫氏(大輝印刷(株)代表取締役社長・同)の2人に対し、岸理事長から感謝状が贈られた。
 次に、「北海道の産業・雇用支援施策」について、野原直彦北海道経済部雇用対策課主幹から説明が行われた。
 これをもって、平成15年度通常総代会の全日程を終了し、会場を移して懇親会が開催され、なごやかなうちに懇談と情報交換が行われた。