'02北海道情報・印刷産業展が
盛大に開催
63社217小間が出展、来場者6,900人
 北海道印刷工業組合と関連5団体で構成する北海道情報・印刷産業展実行委員会が主催する’02北海道情報・印刷産業展が9月6日から8日までの3日間、札幌市白石区のアクセスサッポロで63社217小間の出展で盛大に開催され、設備導入、技術情報交換の場としてユーザーをはじめ関係者から高い評価を得て、会期中6,900人の来場者で賑わった。

 ’02北海道情報・印刷産業展は、北海道印刷工業組合、北海道グラフィックコミュニケーションズ工業組合、北海道製本工業組合、北海道フォーム印刷工業会、日本グラフィックサービス工業会北海道支部、北海道紙器段ボール箱工業組合の6団体で構成する北海道情報・印刷産業展実行委員会の主催、機器資材メーカーやディーラー等35社で構成する北海道印刷機材販売業者懇話会の協力、また北海道経済産業局、北海道、札幌市の後援を得て、9月6日から8日までの3日間開催された。
 プリプレスでは、XMLに対応した各種編集支援ソフト、印刷機関係では、小型から中型の4色機が勢ぞろいしたほか、製本関係では、折機や丁合機など端物を意識したものが多く展示された。
 6日午前9時30分から来賓、出展社などを集めて、開会式が行われた。はじめに主催者を代表して岸実行委員会会長が「先週、東京で開催された合同展は進む技術・創る技術・育む文化、また2週間前の北海道印刷業者大会は変わる変えるIT21というスローガンをそれぞれ掲げていたが、これは印刷業者が自ら変わり、そして情報を作らなければならない今の時代を的確に表現していると感じている。印刷業界は低迷が続いているが、デジタル化の進展により、お客さまのニーズは大きく変化している。これから印刷業界がどのように変化していかなければならないのか、またそれに常に対応できる勉強を続けて行く必要があり、北海道情報・印刷産業展はそれを見出す大きなチャンスの場である」とあいさつを述べた。
 続いて、来賓の高橋はるみ北海道経済産業局長(代読)、堀達也北海道知事(代読)、桂信雄札幌市長(代読)、出展社を代表して小島正彦富士写真フイルム(株)札幌営業所長がそれぞれあいさつを述べ、テープカットで開会した。
 また、会期2日目の7日には、恒例となっているサッポロビール園での懇親パーティーが、午後6時から開催され、実行団体、出展社から200余人が参加して盛大に開催された。